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英語メニューの作り方|飲食店メニュー翻訳をツールで進める手順と注意点

2026年03月07日 広報スタッフ

英語メニューの作り方|飲食店メニュー翻訳をツールで進める手順と注意点

訪日客が増える中で、「英語メニューを作りたいが、どこから手を付ければいいかわからない」と感じる飲食店は少なくありません。先に結論を書くと、英語メニュー作成は翻訳そのものより、先に日本語原稿を整理して設計をそろえることが重要です。

この記事では、英語メニューをこれから整備する方向けに、構成の考え方、料理名の書き方、アレルギー表示、実際の作成手順を順番に解説します。すぐ使えるひな型や例文が欲しい方は、英語メニューテンプレート&例文集を、アレルギー表示を先に整えたい方は、アレルギー表示を英語で伝える方法もあわせて確認してください。

なぜ今、英語メニューが必要なのか

訪日客が増えるほど「読めるメニュー」が重要になる

飲食店にとって英語メニューは、単なる翻訳対応ではなく、注文のしやすさを整える接客導線です。料理名が読めない、価格や税表記がわからない、アレルギー情報が見つからない。この3点がそろうと、外国人客は注文をためらいやすくなります。

逆に、英語メニューが整っている店は「外国人でも入りやすい店」として認識されやすく、SNS投稿や口コミでも有利です。小さな店舗でも、英語メニュー1つで入店率や注文単価に差が出ることがあります。

英語メニューは「翻訳」より「設計」で差が出る

日本語メニューをそのまま英訳すると、単語は合っていても伝わりにくいことがあります。たとえば料理名をローマ字だけで載せても、初見の旅行者には中身が伝わりません。英語メニューでは、料理名、説明文、価格表記、アレルギー情報、注文しやすさまで含めて設計する必要があります。

英語メニューに必要な5つの構成要素

1. カテゴリー名

まずは料理をカテゴリーごとに整理します。おすすめは、外国人にも意味が伝わりやすい定番表現を使うことです。

  • Appetizers / Starters:前菜・一品料理
  • Main Dishes / Mains:メイン料理
  • Noodles & Rice:麺・ご飯もの
  • Desserts:デザート
  • Drinks / Beverages:飲み物

2. 料理名の書き方

和食では、ローマ字だけよりもローマ字+短い英語説明のほうが伝わりやすくなります。

  • Oyakodon (Chicken and Egg Rice Bowl)
  • Tonkatsu (Breaded Pork Cutlet)
  • Kitsune Udon (Udon Noodles with Sweet Fried Tofu)

料理名や説明文のコピペ用例文をまとめて使いたい場合は、英語メニューテンプレート&例文集を参照してください。

3. 価格・税・サービス料の表記

価格は日本語メニュー以上に誤解が起きやすい部分です。税込・税別、サービス料の有無は短くても明記したほうが安全です。

  • Tax included:税込
  • Tax not included:税別
  • Service charge not included:サービス料別

4. 番号制・指差し注文のしやすさ

料理に番号を振っておくと、英語に自信がないお客さんでも注文しやすくなります。写真付きメニューと相性がよく、スタッフ側の聞き間違いも減らせます。

5. アレルギー表示

アレルギー情報は、訪日客にとって安心材料であると同時に、店舗にとってはトラブル回避の要です。すべてを長文で書く必要はありませんが、主要アレルゲンや確認導線はメニュー内に用意しておくべきです。書き方の詳細は、アレルギー表示を英語で伝える方法で詳しく解説しています。

英語メニューを作る手順

手順1. 先に日本語原稿を整える

誤字や表記ゆれが残ったまま翻訳すると、英語版でも揺れがそのまま引き継がれます。料理名、説明文、価格、注意書きを日本語で先に確定させるのが基本です。

手順2. 料理名と説明文を分けて管理する

おすすめは、1セルまたは1行に情報を詰め込みすぎず、料理名 / 説明文 / 価格 / アレルゲンを分けて管理することです。あとから英語版・中国語版・韓国語版へ展開しやすくなります。

手順3. まず英語で最小構成を作る

最初から多言語化を広げるより、まず英語版を整備して運用に乗せるほうが失敗しにくいです。英語版で注文フローやスタッフ対応が安定してから、他言語へ拡張すると管理しやすくなります。

手順4. 店頭運用で確認して改善する

作った英語メニューは、実際の接客で改善点が見えてきます。お客さんがよく質問する料理、説明不足な料理、読みにくい価格表記などを観察し、少しずつ育てていくのが現実的です。

料理名をそのまま直訳しないほうがよい理由

英語メニューでありがちな失敗は、単語をそのまま直訳してしまうことです。たとえば「親子丼」を不自然な直訳で表現すると、意味は合っても料理としてのイメージが伝わりません。

このような料理は、ローマ字で料理名を残しつつ、短い英語説明を補うほうが自然です。外国人客は「発音しやすい名前」と「何が入っている料理か」の両方を知りたいからです。

英語メニュー作成でよくある失敗

情報量を詰め込みすぎる

料理説明を全部入れようとすると、英語の文字量が増えて一気に読みにくくなります。まずは料理名、短い説明、価格、必要な注意書きに絞るのが実務的です。

税やサービス料の表記が曖昧

国によって価格表示の慣習が違うため、日本人感覚で省略すると誤解が起きます。会計時のトラブルを避けるためにも、短い注記は残しておくべきです。

アレルギー情報を後回しにする

料理名や見た目よりも、制限食やアレルギー情報を先に確認したいお客さんは少なくありません。最低限の表示や、スタッフ確認の導線は入れておくと安心です。

英語だけでなく多言語対応へ広げるなら

英語メニューが安定したら、中国語や韓国語への展開も検討しやすくなります。とくに観光地や空港周辺、都市部の飲食店では、英語以外の言語も必要になるケースが多いです。

このとき、画像の中に直接文字を入れて管理していると更新が大変です。ExcelやWordで原稿を持っておけば、言語を増やすときも作業が早くなります。

じたん翻訳で英語メニューを作る方法

すでに日本語メニュー原稿がある場合、じたん翻訳を使うと、PDF・Word・Excelをベースに多言語対応を進めやすくなります。とくにExcelでメニュー一覧を管理している店舗では、メニュー名や説明文をまとめて翻訳しやすいのが利点です。

  1. ExcelまたはWordで、日本語メニュー原稿を整理する
  2. じたん翻訳にアップロードする
  3. 英語を含む必要言語を選択する
  4. 翻訳後に料理名・価格・アレルギー表示を確認する
  5. 印刷用または配布用のメニューへ反映する

新規登録では500ポイントが無料で使えるため、小規模メニューの試作や検証から始めやすいです。

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よくある質問(FAQ)

英語メニューはローマ字だけでも大丈夫ですか?

料理名をローマ字だけで載せる方法もありますが、初見の旅行者には伝わりにくいことがあります。短い英語説明を付けるほうが親切です。

英語メニューはPDFとExcelのどちらで管理すべきですか?

後から修正・多言語展開するならExcelやWordが管理しやすいです。印刷用の完成版としてPDFを使う、という分け方が実務的です。

英語だけで十分ですか?

まずは英語から始めるのが現実的ですが、来店客層によっては中国語や韓国語も有効です。原稿を表形式で持っておくと、あとから他言語に広げやすくなります。

まとめ

英語メニュー作成は、単純な翻訳作業ではなく、注文しやすい形に情報を整理する作業です。カテゴリー、料理名、説明文、価格表記、アレルギー表示の5点を押さえると、実際に使えるメニューに近づきます。

すぐ使える文例をまとめて見たい方は、英語メニューテンプレート&例文集を、アレルギー表示まで整えたい方は、アレルギー表示を英語で伝える方法も参考にしてください。

日本語メニュー原稿がすでにある場合は、じたん翻訳を使うと、英語メニューの作成から多言語展開まで進めやすくなります。

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