音声・同時通訳

VB-Cableで仮想オーディオを設定してPC音声を翻訳する手順

2026年03月10日 広報スタッフ

VB-Cableで仮想オーディオを設定してPC音声を翻訳する手順

PCで再生しているYouTubeやZoomの音声を、リアルタイムで翻訳したいと思いませんか?「VB-Cable」という無料の仮想オーディオケーブルを使えば、PC音声を翻訳アプリに入力して同時通訳できます。本記事では、VB-Cableの設定方法と翻訳アプリとの連携手順を解説します。

VB-Cableとは

VB-Cable(Virtual Audio Cable)は、PC内部で音声をルーティングするための仮想的なオーディオケーブルです。

  • 入力(Playback):アプリが出力する音声を「VB-Cable」に送る
  • 出力(Recording):別のアプリが「VB-Cable」から音声を受け取る

つまり、Zoomの音声をVB-Cableに送り、翻訳アプリがVB-Cableから音声を受け取ることで、Zoom音声のリアルタイム翻訳が可能になります。

VB-Cableの仕組み:アプリ→VB-Cable→翻訳アプリ

VB-Cableのインストール手順

Step 1:ダウンロード

  1. 公式サイト(VB-Audio Software)にアクセス
  2. 「VB-CABLE Driver」のダウンロードリンクをクリック
  3. ZIPファイルをダウンロードして解凍

Step 2:インストール

  1. 解凍したフォルダー内の「VBCABLE_Setup_x64.exe」を右クリック
  2. 「管理者として実行」を選択
  3. インストール完了後、PCを再起動

Step 3:認識確認

再起動後、Windowsの「サウンド設定」を開き、入力・出力デバイスに「CABLE Input」「CABLE Output」が表示されていればOKです。

デバイス名 役割 設定場所
CABLE Input 音声の入り口(出力先として設定) Zoom/YouTube等の出力デバイス
CABLE Output 音声の出口(入力元として設定) 翻訳アプリの入力デバイス

Zoom音声を翻訳する設定

Zoom側の設定

  1. Zoomを起動し、「設定」→「オーディオ」を開く
  2. 「スピーカー」を「CABLE Input (VB-Audio Virtual Cable)」に変更
  3. Zoom会議に参加

じたん翻訳アプリ側の設定

  1. じたん翻訳アプリを起動
  2. 「同時通訳」モードを選択
  3. 音声入力デバイスを「CABLE Output」に設定
  4. 翻訳言語(例:英語→日本語)を設定
  5. 「開始」ボタンをクリック

これでZoom会議の音声がリアルタイムで翻訳され、オーバーレイ字幕で表示されます。

Zoom同時通訳の詳細はZoom会議を同時通訳する3つの方法をご覧ください。

YouTube・Netflixの音声を翻訳する設定

Windows全体の音声を転送する方法

  1. Windowsの「サウンド設定」を開く
  2. 「出力デバイス」を「CABLE Input」に変更
  3. ブラウザでYouTubeまたはNetflixを開く
  4. じたん翻訳アプリの入力を「CABLE Output」に設定

この設定では、PC全体の音声がVB-Cable経由で翻訳アプリに送られます。

ブラウザタブごとに音声を転送する方法(Chrome)

  1. ChromeでYouTubeを開く
  2. 右クリック→「音声を別のデバイスに出力」
  3. 「CABLE Input」を選択

この方法なら、他のアプリ(通知音など)は通常通りスピーカーから聞こえます。

ヘッドセットを使いたい場合の設定

会議に参加しながら翻訳も確認したい場合、以下の2つの方法があります。

方法 設定内容 メリット・デメリット
A. 2系統切り替え Zoom出力をヘッドセット/VB-Cableで切替 シンプルだが手動切替が必要
B. 音声ミキサー使用 Voicemeeter等でヘッドセット+VB-Cableへ同時出力 両方同時に聞けるが設定が複雑

じたん翻訳アプリはオーバーレイ字幕で翻訳結果を表示するため、音声を聞きながら字幕も確認できます。

ヘッドセットとVB-Cableの併用設定イメージ

よくあるトラブルと解決策

音声が認識されない

  • VB-CableのInput/Outputが逆になっていないか確認
  • Windowsのサウンド設定でVB-Cableが「既定」になっていないか確認
  • PCを再起動してVB-Cableを再認識させる

音質が悪い・ノイズが入る

  • サンプリングレートを統一(48kHz推奨)
  • 複数の仮想オーディオドライバーが競合していないか確認

音声が遅れる

  • 翻訳処理の遅延は避けられない(通常2〜5秒)
  • オーバーレイ字幕の表示速度設定を調整

TTS(読み上げ)と組み合わせる

じたん翻訳アプリの読み上げ(TTS)機能と組み合わせれば、翻訳結果を音声で出力できます。

  1. 翻訳アプリのTTS出力を「CABLE Input」に設定
  2. ヘッドセットの出力を「CABLE Output」に設定
  3. 翻訳された音声がヘッドセットから聞こえる

まとめ

VB-Cableを使えば、PC音声をリアルタイム翻訳できます。

  • 無料でインストール可能
  • Zoom・YouTube・Netflixなど幅広く対応
  • じたん翻訳アプリの同時通訳機能と組み合わせる
  • オーバーレイ字幕で翻訳結果をリアルタイム表示

PC音声翻訳アプリ完全ガイドも参考にしてください。

じたん翻訳を無料で試す(500ポイント付き)

関連情報と進め方

音声翻訳入力・TTS・同時通訳・翻訳レンズを組み合わせると、会議や配信でも運用しやすくなります。 このテーマを実務で進めるなら、関連する記事もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。

じたん翻訳では、記事で紹介した内容を実際のファイル翻訳や音声翻訳にそのまま落とし込みやすいように、3段階翻訳、対応形式別の処理、無料500ポイントを用意しています。

じたん翻訳を無料で試す(500ポイント付き)

話すだけでリアルタイム翻訳

PC同時通訳アプリを使えば、会議や商談でリアルタイムに翻訳・読み上げ。12言語に対応しています。

じたん翻訳を使ってみる