Aqua Voice vs じたん翻訳の音声翻訳入力|日本語音声入力ならどちらを選ぶ?
AI音声入力アプリを探していると、Aqua Voiceのような海外製ディクテーションツールが候補に入ります。一方で、じたん翻訳にも音声翻訳入力があり、翻訳だけでなく日本語→日本語の音声入力として使えます。
では、Aqua Voiceとじたん翻訳の音声翻訳入力は、どちらを選ぶべきなのでしょうか。
結論から言うと、日本語入力と翻訳入力を速く、安く、日常的に使いたいなら、じたん翻訳のほうが選びやすいです。
本記事では、料金、用途、日本語入力、翻訳対応、ホットキー運用の観点で比較します。
Aqua Voiceとは
Aqua Voiceは、Mac・Windows・iOS向けのAI音声入力アプリです。公式サイトでは、自然に話した内容を整った文章にすること、さまざまなアプリで使えること、開発者やAIワークフロー向けの入力を訴求しています。
公式サイトの料金表示では、Proプランは年払い換算で月額8ドル、Teamプランは年払い換算で月額12ドルです。FAQでは月払いと年払いを選べると案内されていますが、月払いの正確な金額は決済画面で確認する必要があります。
つまり、Aqua Voiceを継続利用するなら、ドル建ての月額課金を前提に考える必要があります。
じたん翻訳の音声翻訳入力とは
じたん翻訳の音声翻訳入力は、話した内容をテキスト化し、必要に応じて翻訳して入力できるWindowsアプリの機能です。
名前は「翻訳入力」ですが、出力言語を日本語にすれば、日本語→日本語の音声入力としても使えます。
たとえば、次のような使い方ができます。
- 日本語で話して日本語のメール下書きを作る
- 日本語で話してChatGPTやClaudeへのプロンプトを作る
- 日本語で話して英語に翻訳して入力する
- 海外チーム向けのチャット文を日本語で話して英語化する
- PowerToysでF13専用キーを作り、音声入力キーとして使う
翻訳と音声入力の両方を1つのアプリで扱える点が特徴です。
料金比較
料金だけで見ると、じたん翻訳は始めやすい価格帯です。
| 項目 | Aqua Voice | じたん翻訳 |
|---|---|---|
| 主な用途 | AI音声入力・ディクテーション | 音声翻訳入力・日本語音声入力・ファイル翻訳 |
| 公式表示の有料プラン | Proは年払い換算で月額8ドル | スターター月額450円 |
| 月払い | FAQでは月払い選択可。金額は決済画面確認 | 月額450円から |
| 無料枠 | 1,000 words | 無料登録・プランに応じた利用枠 |
| レスポンス | 入力反映まで待ちを感じる場面がある | 実使用では短文入力の反映が速く、待ち時間が少ない |
| 翻訳用途 | 音声入力中心。翻訳は機能・設定確認が必要 | 音声翻訳入力として利用可能 |
為替にもよりますが、月額450円から使えるじたん翻訳は、音声入力をまず試したい人にとって負担が小さい選択肢です。
音声入力を毎日使うなら、料金だけでなく、レスポンス速度、日本語入力のしやすさ、翻訳入力まで含めた使い勝手を見る必要があります。その点で、じたん翻訳は低コストで始めやすく、日常の日本語入力にも翻訳入力にも使えるのが強みです。
用途別に見るじたん翻訳の強み
日本語の短文入力を速く回せる
じたん翻訳は、日本語で短く話して、そのまま入力欄に入れる使い方に向いています。メールの一文、チャット返信、AIプロンプト、メモの追記のように、短い発話を何度も入れる用途では、レスポンスの速さがそのまま作業効率になります。
日本語入力と翻訳を両方使える
じたん翻訳は、日本語→日本語の音声入力だけでなく、日本語→英語、英語→日本語の翻訳入力にも使えます。
たとえば、普段は日本語で議事メモやAIプロンプトを入力し、必要なときだけ英語に翻訳してチャットへ送る、といった使い方ができます。
日本語ユーザーにとっては、単なるディクテーションではなく、翻訳まで含めて使える点が大きな違いです。
ホットキー運用の違い
音声入力アプリは、起動キーの使いやすさで継続率が変わります。
じたん翻訳では、PowerToysを組み合わせることで、カタカナキーなど普段使わないキーをF13にリマップし、音声翻訳入力の専用キーとして使う運用ができます。
F13は多くのアプリで標準ショートカットに使われていないため、ショートカット干渉を避けたい人に向いています。
詳しい設定方法はPowerToysでF13キーを作り、音声翻訳入力の専用キーにする方法で解説しています。
レスポンス速度はじたん翻訳が明らかに速い
音声入力では、話してから文字が入るまでの待ち時間が使いやすさを大きく左右します。筆者が実際にAqua Voiceとじたん翻訳の音声翻訳入力を使い比べた範囲では、じたん翻訳のほうが明らかにレスポンスが速いです。
Aqua Voiceは話し終えてから入力欄に反映されるまでに待ちを感じる場面があります。短い文章を何度も入力する使い方では、このわずかな待ち時間が積み重なり、思考の流れを止めてしまいます。
じたん翻訳の音声翻訳入力は、「短く話す、すぐ入る、次の作業に戻る」というテンポで使いやすいのが強みです。メールの一文、チャット返信、AIへの短いプロンプト、メモの追記のように、数秒から十数秒の発話を細かく入れていく場面では、このレスポンスの差がそのまま作業速度につながります。
さらに、PowerToysでF13専用キーを作っておけば、普段のキーボード操作を崩さずに音声入力を呼び出せます。ショートカットの衝突を避けながら、必要なときだけすぐ話して入力できるため、音声入力を日常作業に組み込みやすくなります。
もちろん、マイクやネットワーク環境によって体感差は変わります。それでも、日本語で短く話して素早く入力する日常用途では、じたん翻訳のレスポンスの軽さは大きなメリットです。
料金面でも、じたん翻訳は月額450円から使えます。Aqua Voiceより低コストで始められ、しかも日本語入力と翻訳入力の両方に使えるため、速度と価格を重視するなら、まずじたん翻訳を試すのが自然です。
じたん翻訳を選ぶべき人
次のような使い方をしたい人には、じたん翻訳が向いています。
- 日本語でメール・チャット・メモを素早く音声入力したい
- 日本語で話して英語に翻訳入力したい
- できるだけ安く音声入力を始めたい
- 音声入力のレスポンス速度を重視したい
- F13専用キーでWindowsの音声入力を運用したい
- 音声入力と翻訳入力を1つのアプリで使いたい
まとめ
じたん翻訳の音声翻訳入力は、月額450円から使え、日本語→日本語の音声入力と翻訳入力を両方試せます。実使用ではレスポンスも軽く、日本語で話してすぐ文章を入力したい用途に向いています。
音声入力を日常的に使いたいなら、まずは価格が低く、反応も速く、翻訳にも広げられるじたん翻訳から試すのが現実的です。


